こんばんは、旦那です。
クリスマスも近づいて来たということで、本日はお洒落な料理「ビーフストロガノフ」の作り方を写真付きで解説したいと思います。
また赤ワイン煮込みなので、お洒落度がさらにアップです。
この料理をクリスマスでさらっと作れたら、モテモテ必至ですね。
クリスマスを自宅でカップル・夫婦・家族で過ごすヒントは下記記事をご参照ください。手料理は最高ですね。
クリスマスを夫婦で一緒に”家”で過ごしてみる。普段とは違う特別感のある過ごし方とは?
作り方の前に「ビーフストロガノフ」って何?
ビーフストロガノフの起源
ロシアの牛肉料理と言われていますが、起源は諸説あるようです。
最も有力な通説として、アレクサンドル・セルゲーエヴィチ・ストロガノフの話があります。
ストロガノフ家のアレクサンドル・セルゲーエヴィチが、年老いて歯が抜け落ちたため、好物のビーフステーキを食べれなくなったそうです。そこでそんな彼のために牛肉を食べやすい大きさに小さく切り、柔らかく煮込み、かつ牛肉の風味が残った料理が考案されたそうです。それこそがビーフストロガノフです。
ちなみにビーフストロガノフの名前ですが、「ビーフ」「ストロガノフ」に分けられます。先ほどの話の通り「ストロガノフ」の意味は、ストロガノフ家発祥ということでそういった名前になっています。ちなみに名前が料理名になっているのは一般的にはそんなに珍しくないようです。
そして衝撃なのですが、「ビーフ」というのは「牛肉」という意味ではないようです。牛肉を煮込んでいるにも関わらずです。。。
この「ビーフ」はフランス語の「ブフ」という言葉に由来があるらしく、「〜風」とか「〜流」という意味があるようです。
そのため、「ビーフストロガノフ」は「ストロガノフ風」といった意味のある料理のようです。そのため、例えば豚肉や鶏肉、またはサバなどを煮込むアレンジも見受けられるようですね。
通常の作り方
日本に来てから色々とアレンジされているようですが、元々のロシアの作り方を紹介します。
牛肉の細切りとタマネギ、マッシュルームなどのキノコをバターで炒め、若干のスープで煮込む。仕上げとしてスメタナ(サワークリーム)をたっぷりいれる(その酸味により肉のしつこさが消え、食べやすくなる。煮込むと酸味が飛ぶのであくまで最後に使う)。バターライスや白飯、パスタ、揚げたジャガイモと共に食べる場合が多い。ストロガノフ家で提供されていたオリジナルのビーフストロガノフは、煮込みの前に肉をワインを加えた湯で蒸し、マッシュルームとケッパーを加えたものだったという。
ウクライナ風では色は白く、ビーフシチューというよりむしろクリームシチューに味も色も近い。
日本においてはサフランライスを使ったり、トマトやドミグラスソースを使うこともある。また、日本ではサワークリームが食材として一般的ではないため、生クリームを使用する製法も見られる。
若干のスープで煮込むというのが個人的にはポイントだと思ってます。
僕はロシアに行ったことがないので、本場のビーフストロガノフを食べたことはありませんが、下記の記事で紹介されているので、興味のある方はぜひご覧ください。
写真をみると、やはりスープは少なめです。むしろソースレベルです。
個人的なアレンジ
スープは多めに煮込んでます
僕はライスと一緒に食べるので、少しハヤシライス風に、スープ多めでルーが多くなるようににアレンジして作っています。そっちの方がご飯が捗るので。。。笑
ただご飯と一緒ではなく、バゲットやパスタと一緒に食べたり、そのまま単体で食べる方法もあるようですね。
サワークリームとじゃがいもも一緒に煮込んでます
本格的なビーフストロガノフだとご飯の代わりに揚げたじゃがいもを脇に添えて、かつサワークリームもごろっと上に乗っけているようです。見た目は抜群に良いのですが、こちらだと手間が増えてしまいますので、僕の場合は全て一緒に煮込んでしまっています。

参考:ロシアの家庭料理、ビーフストロガノフ [家族のお弁当レシピ] All About
上記のレシピも参考にしつつ、また別の機会で、本格的な方に寄せてビーフストロガノフを作ってみようと思います。
さてそれではお待ちかねのレシピをご紹介します。
ビーフストロガノフ(4人前)の作り方
1、まずは具材を用意します。
準備するもの
牛こま肉(160g程度)
玉ねぎ 1個
じゃがいも 2個
ぶなしめじ 少々
マッシュルーム(スライス) 1袋
デミグラスソース 1缶
トマト缶(ホール) 1缶
バター 少々
牛脂(無い場合はバター) 1個
塩胡椒 少々
中濃ソース 少々
サワークリーム 1/3
赤ワイン 200ml程度
ちなみにあまり聞かない サワークリームは下記のようなものです。
生クリームを乳酸菌だけで発酵させたもので、酸味があります。

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スーパーだとチーズとか生クリームとかがあるスペースに置いてあることが多いです。 (取り扱いしていない店もあるかもしれません)
2、玉ねぎとじゃがいもを切ります。

玉ねぎは細切り、じゃがいもはごろっと食べやすい大きさに切ってます。
個人的にはじゃがいもは皮付きの方が郷土料理らしさが出ると思い、そのままにしています。もちろんじゃがいもの芽は取ってくださいね。
3、フライパンにバターと牛脂を入れます。

牛脂はスーパーなどでタダでもらえます。(僕の近所はそう)
もし無い場合はバターの分量を増やしてください。
4、玉ねぎとじゃがいもとしめじを炒めます。

玉ねぎが透明になり、軽く焼き目がつく程度まで中火で炒めます。およそ5分程度です。
5、下味をつけた牛肉を入れてさらに炒めます。

野菜を取り出しても良いのですが、面倒なのでそのまま入れてます。気になる方は一度取り出してください。また、牛肉には軽く塩胡椒を振っておきます。この際に小麦粉をすこしまぶしておくととろみがついて美味しくなります。
6、赤ワインを入れて煮込みます。

今回は約200ml入れております。具材がひたひたになる程度まで入れてください。ちなみに赤ワインを入れることで、タンニンの成分で牛肉が柔らかくなるようです。約10分間弱火で煮込みます。
7、マッシュルームを入れます。

早めに入れても構いません。今回は入れ忘れていたのでこのタイミングになってしまいました。(笑)
8、トマトを入れます。

トマト缶からトマトを出して、潰しながら入れます。
9、デミグラスソースを入れます。

上記8と同じタイミングで入れて煮込んでください。弱火で30分間煮込みます。
10、サワークリームと中濃ソースを入れて煮込みます。

じゃがいもが柔らかくなっているか確認し、まだ固いようなら10分程度追加で煮込んでください。柔らかくなったら、サワークリームと中濃ソースを入れて、さらに5分程度弱火で煮込みます。味が薄いようなら醤油を若干入れてみてください。
11、盛り付けて完成です。

ご飯はわきに寄せて、パセリをふりかけるとオシャレに見えます。サワークリームを上に乗せても見栄えが良いですね。生クリームをかけてもよく見えます。
ビーフストロガノフを作るときのコツまとめ
最後にビーフストロガノフを作るときのコツを簡単にまとめて終えます。
①赤ワインで牛肉を煮込むことで、柔らかくなる。
②できるだけ具材を多めにした方がお洒落に見えます。
③じゃがいもは煮込まず、揚げて添えても良い。
料理はTry&Errorの連続だと思っています。
いろんなレシピを参考にしつつ、自分の味を探せると良いですね。
下記動画付きでとてもわかりやすいです。ご参考までにどうぞ。
クリスマスや自宅でのちょっとしたお祝い事で作れるとモテモテですよ。(見栄えと味について、間違いないのがビーフストロガノフです。)