東北は冬になると寒いし、雪が降るから旅行には向いてないんじゃないだろうか?
そんな方にぜひオススメしたい、東北は寒い時期だからこそ美味しい食べ物の宝庫なんです!今回の記事では、東北で生まれ育った管理人がオススメするグルメ情報をお届けします!
東北は6県ありますが、今回は北3県(青森・秋田・岩手)の紹介になります。
Contents
青森県の冬にオススメな食べ物
せんべい汁
せんべい汁は、肉や魚、きのこ、野菜などでダシを取った汁の中に、南部せんべいを割りいれて、煮込んで食べる郷土料理です。
青森県八戸市をはじめ、県南地方でよく作られています。
使用するせんべいは、小麦粉・塩を原料とし、汁物用に開発されたもので、煮込んでもとけにくく、モチモチとした独特の食感があります。寒い日に体を温めてくれる汁ものとして、今の時期ぴったりな料理です。
【引用】 https://www.umai-aomori.jp/202101/21889.html
ホタテの貝焼き味噌
江戸時代に陸奥湾の漁師がホタテの貝殻を鍋代わりにし、かつおや焼き干しのだし汁、ホタテや地元の旬の食材、味噌や溶き卵を入れて煮込んで作られていた郷土料理です。
卵入りのみそ貝焼きは、卵が貴重だった時代、風邪をひいた時や体調がすぐれない時、また、産後の栄養食として作られた料理です。
下北地方と、津軽地方の東青地区で特に親しまれ、下北では「みそ貝焼き」、東青では「ホタテ貝焼き味噌」と呼ばれています。
【引用】 https://www.umai-aomori.jp/local-cuisine/about-local-cuisine/misokaiyaki.html
生姜味噌おでん
すりおろした生姜と味噌を混ぜ合わせたタレをのせたおでん。
戦後、青森駅前周辺に出来た屋台(闇市)の1軒が、冬の厳しい寒さの中、青函連絡船に乗り込もうとするお客様に少しでも暖まって欲しいとの思いで作ったのが喜ばれ、広まったと言われています。
【引用】 https://www.umai-aomori.jp/mealtour/foodarea01/shogamiso-oden.html
秋田県の冬にオススメな食べ物
きりたんぽ
秋田の郷土料理の代表格といえば、やはり「きりたんぽ鍋」だろう。ただ単に「たんぽ」といえば、ご飯を串に巻き付けて焼き上げたものを指す。
この細長い形が稽古用の槍「短穂槍」に似ており、2つや3つに切って食べたことから「きりたんぽ」と名付けられたともいわれている。
焼きたては香ばしく、そのまま食べてもおいしいし、味噌を塗り付けて焼き上げたものは「味噌焼きたんぽ」とも呼ばれ、そのファンも多い。しかしやはり一般的なのは鍋料理にしていただく「きりたんぽ鍋」だ。
【引用】 https://www.akita-yulala.jp/selection/5000011062
いぶりがっこ
「いぶりがっこ」とは 秋田県の内陸南部地方に伝わる秋田を代表する漬物です。
原料の生の大根を囲炉裏の天井につるし楢(ナラ)や桜(サクラ)等の広葉樹の薪を焚き、燻煙乾燥という独特の乾燥法で昼夜干していきます。
しっかりと干し上げた大根を主に米糠、塩、ザラメ等の材料で樽に漬け込み、低温で2ヶ月以上発酵熟成させてつくります。 仕込みにあたって使用する添加物は自然由来のもの使用します。
「いぶりがっこ」は独特の色合いと風味に特徴があり「いぶり漬け」、「いぶり沢庵」とも呼ばれています。
一般的にたくあん漬けをつくる際は原料の大根をあらかじめ天日干しにしてある程度の水分を抜く必要がありますが、 本県内陸南部の山間地では降雪の時期が早く大根を戸外で充分に干すことができず室内に吊るし囲炉裏火の熱と煙で干したものが始まりと云われています。
【引用】 https://www2.chuokai-akita.or.jp/gakko/
はたはた寿司
ハタハタ(鰰)は、日本海沿岸で獲れる小型の魚。これを米や麹、野菜といっしょに漬け込み、乳酸発酵させたものが「はたはたずし」です。こうした魚の漬物は飯寿司(いずし)とも呼ばれ、冬の風物詩として珍重されてきました。
ちなみに秋田県では、ハタハタが県魚に制定されています。ハタハタを使った鍋や”しょっつる”(秋田県で作られる魚醤)、飯寿司は秋田名物として有名です。
【引用】https://jp.sake-times.com/think/accomplishment/sake_g_hatahatazushi
岩手県の冬にオススメな食べ物
ひっつみ
水でこねた小麦粉を手で薄く延ばしたものを手でちぎり、鶏肉、ごぼう、にんじん、きのこなどを入れた醤油ベースの汁に入れて煮込んだ料理。
具や出しは、季節や家庭によって様々で、地鶏やキノコ、川のカニを用いる地方もあります。
名前の由来は、「手で引きちぎる」ことを方言で、「ひっつむ」と言うことから「ひっつみ」と名付けられました。
地域によっては、「とってなげ」とも呼ぶところもあります。
もちもちと食感となめらかなのど越し、季節の味わいの出しでいただく、ほっと温まる岩手のふるさとの味です。
【引用】 https://iwatetabi.jp/product/cat8.spn.php
柳ばっと
良質なそばを生産する岩手県北部の名物といえば、わんこそばが有名です。食べる様子もユニークで人気のあるわんこそばですが、ここではそばを使ったもうひとつの素朴な郷土料理「柳ばっと」をご紹介します。
岩手県北部で親しまれる「柳ばっと」は、そば粉を熱湯で練って平たい団子状にしたタネと、根菜やキノコ類などを一緒にだし汁で煮た汁物の料理。
団子が柳の葉のような見た目になっているのが大きな特徴です。しょう油仕立てにする場合と、味噌仕立てにする場合があり、各家庭でレシピに細かい違いがあります。
【引用】 https://www.shizensyokuhin.jp/archives/articles/680
真牡蠣
植物性プランクトンが豊富な三陸の海域の中で釜石地区の最高峰と言われるのが“尾崎牡蠣”です。
肉厚で濃厚な味わいながら、爽やかさとすっきりとした後口も感じる事が出来ます。一度食べると忘れられない、三陸産特有の旨みを感じることができます。
肉厚でしっかりとした歯ごたえと貝柱の甘味を強く感じます。また、濃い旨味の中にもすっきりとした味わいもあります。
【引用】https://e-oyster.jp/products/47
最後に
旅先での楽しみ方、過ごし方は人それぞれだと思いますが、食べ物を知り、実際に現地で食すことで見えてくる景色が変わってくることもあります。
東北地域は寒冷地だからこそ、発酵食品や保存食など、冬を越すための知恵と文化が詰まった食べ物が有名です。もちろん、体を温める食材や調理の工夫なんかもあります。
南東北編(宮城・山形・福島)は書き上がり次第アップします!