はじめましての方は、はじめまして!
嫁のほうです。
今後の人生を左右する、就職活動や転職活動。希望通りの会社に受かって、幸せに過ごしたいですよね!特に、休日や残業については気になるところ…あまりにも働く時間が長いと、夫婦で過ごす時間も取れなくなってしまいます。
夫婦で過ごす時間や、趣味の時間を確保するのは大切なこと。そのために休日や残業のことを聞くのは悪いことではありません。ただし、その「聞き方」にはポイントがあります!
私自身、転職経験はありませんが、新卒で就活を乗り越え、最近では自社の新卒採用説明会に「先輩社員」として何度か参加しています。
実際いま勤めている会社も、残業が無いとは言えませんが、かなりホワイトな環境です。私自身の経験や考えをもとに本記事を綴っていきますので、夫婦の時間を守りたい皆さん!是非最後までご覧ください!
本当に聞かないほうが良いの?
こんな風に言われています。
インターネットを見ると、面接での質問についてこんな風に言われている記事が見受けられます。
給与や休日・休暇、福利厚生の質問は仕事への興味が薄いと捉えられることも
給与や休日・休暇などの待遇は仕事を選ぶうえでとても大切なポイントです。とはいえ、それだけを質問しては、面接官に「仕事や会社への興味が薄いのかな?」とマイナスな印象を持たれてしまうことも。また、求人情報に書かれている待遇を逆質問してしまったら、「何も調べていないのかな?」とさらにイメージダウンしてしまう可能性も……。
「質問はありますか」と聞かれたら? 面接で絶対避けたい「NG」な逆質問 | 面接対策ならマイナビ転職
就活生が残業や休日のことだけに集中して質問すると、「本当にウチで働きたいと思っているのだろうか?」と疑問に思われてしまう。
「残業や休日のこと、福利厚生の事ばかり聞かれると営業は、無理だと思う」(不動産)、「条件面ばかりを気にした質問は、受け手としては印象がよくない」(情報)、さらには「休みのことや残業時間の質問は、働く意欲があるとは思えない」(機械)といった手厳しいコメントが多い。
面接や説明会で採用者が嫌う、9つのNG質問 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
そもそもどうしてそう言われるの?
では、面接官や採用担当者にとって、どうして休日や残業に関する質問が嫌われてしまうのか。
想像してみましょう。
「自分の仕事が終わっていなくても、定時だからといって退社しかねない・・・無責任な人かもなあ・・・この人は周りやお客様のことをきちんと考えられる人なのか、不安だなあ・・・」
「やる気がないのかなあ・・・」
「待遇だけで志望している?うちの会社や仕事へのこだわりは持ってもらえないのかなあ・・・待遇が良ければどこでも良いのかなあ・・・」
「自分の仕事のことよりも、有給を取ることや定時帰りすることのほうが大切なのかな・・・まずは仕事ありきじゃないのかな・・・」
「態度デカそう・・・権利主張が激しい人なのかなあ・・・」
・・・面接官言いたい放題じゃないか!!なんて思っちゃうかもしれません。
でも、採用担当者にとっては自社の人材を選定する大切な面接。相手の良いところ、ダメなところを意識的に受信しているのです。
休日や残業について面接で聞こう!
「聞き方」で印象を変えよう!
休日や残業のことは確認しておきたい。
でも面接官にマイナスなイメージは抱かせたくない。
だったら、面接官の印象を悪くせずに、聞けば良いんです!
例えば・・・前向きな意味合いで残業時間を聞いてみる
「残業時間によっては、今の住まいから勤め先の近くへの引っ越しも検討しております。
そのため、御社の残業時間について教えていただけますでしょうか。」
→ 残業に対応するために、というような前向きな意味合いなら、面接官も嫌な気持ちにならずに受け取れるのではないでしょうか。
例えば・・・長く働くために休暇のことを聞いてみる
「将来的に子供ができてからも御社で仕事を続け、スキルアップに努めていきたいと思っています。
そのため、育児休職や普段の休暇の取りやすさも重要な点として考えております。
育児休職や普通休暇の取りやすさについて、教えていただけますでしょうか。」
→ 長く働くために聞きたい!ずっと御社で活躍したいという覚悟があるからこそ、休めるところなのかを予め確認しておきたい!という思いを伝えるスタイル。
採用担当だって、長く働いてくれる人を採りたいはずです!
例えば仕事を頑張るために残業時間を聞いてみる
「仕事のためもですが、自身のスキルアップのためにも、残業も厭わずに行うつもりではおります。
しかし、業務に集中するためにも、オンオフのメリハリを持ち、プライベートも充実させたいと考えています。
もしよろしければ、御社で働く方々がだいたい何時くらいに退社なさっているのか、教えていただけますでしょうか。」
→ あくまでもオンオフのメリハリのために知りたい残業時間。そしてメリハリは業務への集中力も生み出せるはずです!
ちなみに「残業」というワードを使わずに例文を作ってみましたがいかがでしょう。印象が少しやわらかくなるような、回りくどいだけなような?(笑)
例えば会社生活に興味を持って休暇のことを聞いてみる
「有給消化○%との説明があり、多くの方が休暇を取られていることがわかりました。
しかし、これまでの学生時代のアルバイトはシフト制でしたので、「社会人が休暇をとる」ということのイメージがまだ湧いていません。
御社の皆さんはどのように業務調整などをして、お休みを取られているんですか?」
→ 新卒初々しい系です。転職で全く違う業種につく方も使えるかもしれません。
休暇がなかなか取れない会社なら、これには簡単には答えられないのではないでしょうか。逆に、休暇取得を奨励するような会社ならすんなり回答が出てきそうです。
聞き方のポイントは
いくつか例文をあげてみました。いかがでしょうか。
ポイントとしては、「今後御社でバリバリ働いて行くために、必要な情報」として聞くこと。
結局、いくら好きな仕事や成果を出している仕事でも、残業や休日の取れなさが原因で心や身体が潰れてしまえば、仕事を続けていけないことは事実としてあるわけです。
人事担当者にとっても、長く働いて成果を出してくれる人を採って損はありません。将来を見据えてうちの会社を選んだと感じれば、前向きに面接をしてくれるのではないでしょうか。
聞き方以外にも使えるポイント
前向きな質問とセットで休日や残業のことを聞いてみる”>①前向きな質問とセットで休日や残業のことを聞いてみる
時と場合にはよりますが、これも使える手段です。
「2つお伺いしたいことがあります。ひとつは〜」として、1つは前向きな質問(例:入社までに勉強すべき事や、経験すべき事があれば教えてもらえますか?)、もう1つは休日や残業のことを聞く。こうすることで、待遇面を質問するときのマイナスイメージを少し緩和することができます。
注意すべきは、時と場合を考えて使うことです。例えば、グループ面接などで一人ひとりの持ち時間が少ないときに、あまり長い質問はできません。こういった部分は、今が適切かどうか判断し、臨機応変にいくことが重要ですね。
人事担当ではなく社員に聞いてみる
会社の説明会などでは、人事担当だけではなく実際に働く社員が参加することがあります。新卒採用の合同企業説明会なんかではとても多くの会社で若手社員を連れてきている様子が見られますよね。私も若手社員要員で呼ばれた人間の1人です。
実際に働く方に聞くことで、リアルな実情を知ることができます。また、歳が若い人も多く、聞きやすさもあります。
しかし、人事担当じゃないからと言ってなんでも不躾に聞いて良いわけではありません。どこで人事担当に伝わるかはわかりませんので、緊張感を忘れずに聞いてみましょう。
転職サイトで情報収集をしてみる
転職サイトの口コミから得られる情報は重要です。その会社の素敵な面は、会社情報や説明会などでたくさん知ることができます。転職サイトで見ることができるのは、働いていた人のホンネです。上司の様子、残業の有無、職場の雰囲気……様々な情報を得ることができます。
ポジウィルキャリアに登録してみて、情報収集してみましょう。
世の中には多くの転職サイト、口コミサイトがありますので、参考情報として存分に活用するのがオススメです!
おまけ就職転職と夫婦生活を考える
嫁が思う採用面接 〜就職・転職活動を考える〜
自身や後輩の就職活動、友人の転職活動・・・年齢もあるかもしれませんが、周りには採用面接に立ち向かう人が結構います。
面接対策と考えると、自分は何をしてきたっけ?、何で自分をアピールできるかな?、なんて考える人が多いです。私もそうでしたし、それは間違いない採用面接対策です。
でも、「自分を面接官に伝えること」は目的ではありません。手段です。
では、本当の目的は何か。「面接官に、自分を採用しようと思ってもらえること」ではないでしょうか。
いくら面接官に自分の魅力が届いても、採用しようと思ってもらえなければ先に進めません。本質は、「面接官に自分を採用しようと思ってもらうための手段として、自分の魅力を伝える」です。
私嫁が個人的に考える面接対策は以下です(個人的考えです)
① 人事担当がどんな人を欲しいと思っているかを考える。
会社研究はそのための手段とも言えます。
② 自分の魅力を、そこに当てはめて言葉にしていく。
ここで、嘘ばかりの内容になってしまった場合は、
その会社はあなたにマッチしてない可能性を疑ってください。
この2ステップが重要だと思うんです。もしピンときた!という方はぜひこの2ステップ、活用してみてください!
嫁が思う旦那との時間 〜夫婦生活を考える〜
結婚していると、多くの方はご夫婦で一緒にお住まいかと思います。昼間に仕事をして、家に帰ればパートナーがいます。
たしかに毎日会えるんですよね。朝も晩も顔を合わせて。昼間にも今日の夕飯どうする〜?なんて連絡を取り合ったりして。
こうやって蔑ろになりがちではありますが、考えてみてください。
仕事に疲れ、残業して遅い時間に帰って、ろくに会話もせずにさっさと寝る生活。
普段休みも取れずに、土日は各々身体を休めているうちに終わってしまう生活。
これは夫婦の時間を持てている、といえるのでしょうか。
夫婦でゆっくり美味しいものを食べる時間。
夫婦でゆっくりおしゃべりする時間。
夫婦でゆっくり映画やテレビを見る時間。
結婚がゴールではありません。その先の夫婦の時間を守ること、パートナーをいつまでも大切にすることは、とても大切なことです。
そのためにも、休日や残業のことを確認することは欠かせないと、私は思っています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
本記事はプロの記事ではなく、一介の嫁の考えです。
もちろん相手の面接官にもよりますし、それぞれの考え方にもよりますし・・・
なのであくまでも参考として、良かったら活用してみてください。
たくさんのご夫婦が、ふたりの時間を大切にすることができますように。
https://happynewlife.info/entry/2019/04/18/dateprice/