今回は仕事にやりがいを感じられなくなったときに試したいことを4つ紹介します。
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仕事のやりがいが感じられない理由
そもそもなぜ仕事にやりがいを感じられなくなるのでしょうか。例えば下記の理由が主な原因ではないでしょうか。
・裁量の自由がない
・仕事への評価が適切ではない
・報酬が見合っていない
・将来性を感じない
1つ1つ紹介していきたいと思います。
裁量の自由がない
選択の自由がないと人は不満を抱きやすくなります。つまり自分の意志で仕事をしているという実感がないと、やりがいも感じにくくなるということです。
アイデアや主体性を発揮する機会がなく、苦手な業務も指示があればそのとおりに取り組まなければならない。
そういった環境では、やりがいを感じられないのはある意味当然と言えるのかもしれません。
仕事への評価が適切ではない
仕事で成果を上げても、認めてもらえないことは多々あります。
日本にはまだ年功序列が根強い会社もあるため、サボり上手な先輩が自分よりも高い給料をもらっているという場面に出くわすこともあるでしょう。
自分の頑張りが正当に評価されていないと感じると、仕事が順調でも不満が出てきます。そういった不満がやりがいの低下に繋がることもあります。
報酬が見合っていない
給料が低すぎるという場合は、生活の不安に気を取られて、やりがいどころではなくなってしまいます。
給料は目に見える分かりやすい評価軸でもあるため、給料が低いということは前述の評価に対する不満とも深く関わってきます。
給料さえ高ければいいというものではありませんが、自分の働きと給料が見合っていないと感じているのであれば、やりがいが感じられないのも無理のないことです。
将来性を感じられない
出世やスキルアップが見込めないというのもやりがいを低下させる要因のひとつです。
業界自体に先細りの未来が見えているといった場合は、やりがいどころか倒産やリストラの不安も抱えることになりかねません。
やりがいを得るための方法4選
では、どういう対策を立てればいいのかについて紹介したいと思います。
①成長の小目標を立てる
今すぐやりがいや成果に結びつかなくても、長期的に考えれば評価されたり仕事がやりやすくなったりする方法です。
「先月よりも1件でいいから契約を取る」
「先月よりも少しだけ残業を減らす」
このように、小さな目標をこつこつと達成することで自分に自信がつきますし、何より目標をクリアすることがひとつのやりがいになります。スキルアップのために必要な資格の勉強を始めるのもオススメの小目標です。
②仕事をしていて嬉しかったことを考える
お客さんに感謝されたときや、アイデアが上司に褒められたときなど、仕事をしていて嬉しかった時のことを思い返してみましょう。
嬉しい、楽しいという気持ちはやりがいにつながる大きな原動力です。
そうした瞬間にたくさん出会えるように仕事をするにはどうしたらいいかと考えると、ルーティン化した仕事も取り組み方が変わってやりがいが出るようになります。
③仕事以外でのやりがいを見つける
単に生活のためと割り切って、仕事にやりがいを見つけることは諦めてしまうのも一つの手段です。趣味や家庭生活にやりがいがあれば、そのために仕事を頑張っているという動機付けも可能です。
やりがいは感じられないけれど、苦に思うほど仕事が嫌なわけでもないと考える人も世の中には多くいます。仕事にはやりがいがなければだめだ、という考え方をまずは疑ってみるのはいかがでしょう。
④部署異動や転職活動を検討する
やりがいが感じられないのは、自分の本当にやりたいことと今の仕事との間にミスマッチを起こしている可能性もあります。
「営業職だけど、本当は企画や開発がやりたくて入社した」
「事務職で身につけたスキルを、今度は経理の仕事で生かしたい」
こういった「やりたいこと」が明確にある場合は、部署異動を願い出たり、思い切って転職を考えてみるのもいいことです。終身雇用が不確かな時代となり、最近では転職によってよりよい環境に出会えたという人も増えています。どうしても今の仕事にやりがいを感じられないという場合は、環境を抜本的に変えてみるのもいいかもしれません。
参考にしたい書籍
まとめ
今回の記事では、仕事にやりがいを感じられないという人に向けて、その原因と対策をちょっとだけ紹介しました。
私の実体験から考えると、結局自分次第ということもあり、与えられた環境をいかに楽しむかがポイントだと思っています。
ただどうしても合わないという環境もあるので、そういった場合は思い切って環境を変えてしまうのもいいのかなあと思います。1度しかない人生なので、後悔ないように生きていきたいですね!