新婚生活

社会人3年目の早期結婚を心配する親の不安をどのように解消したか

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社会人3年目で結婚に悩む人々
社会人3年目で結婚に悩む人々
社会人になって3年目になりました。そろそろ付き合っていたパートナーと結婚も考えているのですが、親にどう打ち明けようか悩んでいます。

本日はこんな悩みを持つ方々向けに、僕ら夫婦の体験談をもとにした解決策をお話しようと思います。

いわむー
いわむー
僕達夫婦は社会人3年目で入籍したのですが、正直いうとここまで早い結婚は想定していませんでした。すごく突然な結婚準備だったことを記憶しています。
ざわむー
ざわむー
本当は同棲をして20代後半くらいになってから入籍しようと思ってました。

※実際は、旦那が社会人2年目、嫁が1年目の3月に入籍&同棲を開始しました。結婚式はその年の夏にしました。
ぜひこの記事を読んで、若さゆえに早期の結婚を不安視する親御さんに、自分たちの結婚の意志を伝えましょう。その上で、しっかりと納得してもらい、かつ不安も解消し、円満な新婚生活をスタートできるようにしましょう!!

親が早期結婚の何を心配しているのかを知ることが必要

25歳は子供なのか

まずは第一に、親は僕らのことを、まだ”子供”だと思っていました。実際子供なのですが、社会的に見れば”25歳は大人”だと思っていました。
僕らは大学卒業後、就職して3年目で結婚したのですが、世間的に見たら多分結婚は早い方だったんだろうなと思います。大学では精力的に様々な活動にもチャレンジしてきたということもあったので、気持ちは大人でしたが、うーん。という感じです。

親が1番僕らのことを知っている

ただ僕らが生まれてから僕らを1番近くで支えてきたのは、まず間違いなく親です。「親には頼ってきてない?」そう考えるのは多分違います。気づいていないだけで、親は必ず僕らのことを支えてきたはずです。
だからこそ、25歳という世間から見たら大人な僕らのことも、親心で”心配”をするんだと思います。そういうものなんだろうな〜親というのは。たぶんこれ、自分らが親にならないとわからない感覚だと思うので、ここでは深くは触れませんw

親に感謝。親に認めてもらうために。

さて、ここで1番大事なのは”親がいるから自分らが生まれてきた”ということです。こればっかりは本当に感謝です。そして恋人の親にも感謝です。出会えたのは両家の親のおかげです。
さて、そんな両家の親は、本当ならば生涯のパートナーを見つけてきた子供を祝福したいはずなんです。ただこれまでずっと育ててきて、迷惑ばかりをかけていた自分の”子供”が、世間に迷惑をかけず、かつ他家のお子さんと一緒に生涯違えることなく、幸せな家庭を築いていけるのだろうか。そんな不安があるわけです。その不安を僕らは感じ取り、どうすれば不安を取り除けるのだろうか、どうすれば両家の親が納得し、認めてくれるのだろうかと、2人でじっくり話し合い、そして両家の親と話し合う必要があります。

親には3つの不安がある

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小さいことを積み上げれば、不安なことはもっとあったかもしれません。

ただ今回は、僕達夫婦が両家の親に結婚したいという報告した際に、大きな懸念材料とされていたであろう、3つの不安について、どのような問題があって、そしてどのように解決してきたかという方法をご紹介します。

時期に対する不安

今このタイミングでいいのだろうか

僕たち夫婦は。大学卒業後3年目で入籍しました。この時期はというと、まだ仕事を覚えたばかりで、ようやくプラスαの仕事に手をつけることができてきたなーという時です。

いわゆる、“未熟者”、“半人前”な時期です。

親としてはそこを気にしていました。自分自信がまだ半人前なのだから、結婚なんてできるわけないだろう。他人に迷惑をかけるだろう、と。

入社して間もないんだから「今は仕事に慣れて、一人前になる時期だよね。」という考えを持っており、結婚生活を始めるとバタバタとしてしまうから、同時進行は良くないよね。ということでした。

まだ入社したばかりの新人が結婚するということへの周りの目ははどうだろうか

そして親は周りの目も気にしていました。会社の人から見たら、新人で入ってきてまだなんの成果もあげることができていないお荷物的な存在の僕たちが結婚するということについて、表立っては言わないが、良くは思わないんじゃないか、と。

んー、確かに。

一理あるようなないような。まあこんな不安です。

不安を解消した方法

下記の内容をしつこく親に伝えました。

・結婚はする予定。ただ結婚して早いうちから同棲生活をスタートさせたほうが、同性の雰囲気を掴めたり、家事などに慣れることができる。というのも新入社員のときはまだ残業が少ないから早く帰れる。これから2年目、3年目になるにつれ、仕事が増えることで残業が増えてしまうことも想定される。

・僕ら2人は大学生の時から一緒のバイトをしていたこともあり、仕事や趣味や将来のことをよく話す。その中で自分の行動や考えを改善できるようなヒントを得ることができる。2人で話す時間を多く持てたほうが、この入社して間もない時期に大きく成長できる。

響かなかったり、流されてしまうことも多々あります。ただ、伝え続けることが大事だと思います。ああ、本気なんだなって思ってもらえます。

人柄に対する不安

この相手は信頼できる人なのだろうか

そもそも旦那の方は嫁のご両親にほとんど会ったことがありませんでした。恐らく1分程度話をできた…っていうのが2回くらいですね。

だからこそ、嫁から親御さんへの会話でしか人柄は伝わっていません。

・・・これ危険ですよね。

あることないこと想像だけで、僕の人物像が構築されてしまいます。本当の自分が伝わっていない状況です。あかんやつです。そもそも会って話したことのない人を信頼すること自体無理です。僕にはできませんw

2人で幸せになれるのだろうか

僕たちは付き合って4年目くらいで結婚しました。結構うまくやってきて、仲良く付き合ってきたのですが、まあ結婚生活は話が違うぞ、と。

一緒に住むことで相手の良い部分だけでなく、悪い部分も見えてきます。そうした時に、本当に2人は生涯別れることなく、幸せな家庭を築いていけるのだろうか、ということが親が抱いている不安です。

先程のタイミングの話にも通じるのですが、僕ら2人の”若さ”も重なって、不安が増長している感じはありますね。まだ仕事にも慣れていないし、お金も溜まっていない。本当に生活していけるの?と。

家族と打ち解けられるのだろうか

嫁目線ですが、僕の親とうまく打ち解けられるのだろうか、という不安があったようです。言うて赤の他人です。自分の親や兄弟姉妹と接するのとはわけが違います。

特に嫁的な立場から言うと、「嫁・姑問題」にはビクビクしていたようです。嫁は料理があまり得意ではなかったので、そこを突かれたら、うまく関係性を構築できないんじゃないか、と。

僕の場合は、お父様、そして嫁の妹たちと仲良くできるかどうかがネックでした。厳しい考えをお持ちのお父様だったので、ちゃらんぽらんの僕の考えだと一蹴されて張り倒されてしまうのではないかと考えていました。また妹たちからは「なにあいつキモい」と思われてしまわないかが心配でした。年が離れているので、どう接していいかがわからないのですw

これは僕ら夫婦からの目線ですが、親も多分同じようなことを考えていたのではないでしょうか。旦那は男2人兄弟なので、旦那の親は女の子に対する接し方が分からない。そして嫁は3人姉妹なので、嫁の親は男の子に対する接し方が分からない。

恐らくそんな感じだったのではないでしょうか。

不安を解消した方法

一緒に話す・過ごす機会をセッテングしました。

例えば下記のことですね。

1)一緒に食事に行く。

お酒が入ったほうが話は弾むし緊張も緩みますがが、個人的にはランチが無難かと思います。やはりいきなり夜だと抵抗感がある親御さん(特に母)も多い気はします。また夜遅くに帰ることになるので、その後が疲れます。次の日が仕事だと更に大変ですね。

また下に弟妹がいる場合、飲み屋さんだと入り辛いですよね。そういう意味でもランチの方が機会は作りやすいです。

ランチバイキングであったり、ピザであったり、蕎麦屋さんであったり、喫茶店であったり。何回か行ったあとは居酒屋も行きました。ゆっくる話せる個室、ブース的なお店だと周りに気を使わなくていいですね。

 2)一緒に運動する。

嫁の家族はスキーが大得意で、毎年複数回家族でスキー旅行に行くようです。そこに混ぜてもらい、一緒に汗を流して楽しく遊びました。一緒に運動するとその人の人となりが見えて良いかもしれません。

また、親御さんの得意な領域で一緒に過ごすことで、主導権を握ってもらったという麺から考えると、変に僕達子供がでしゃばることをせず、親御さんを立てることができたので良かったと思います。

また妹たちとは、初めて会った時にラウンドワンで遊びました。いろんなスポーツができるのでおすすめですが、時期は選んだほうが良いかもしれません。GWに行ったら激混みで思う存分遊べませんでしたw

個人的には卓球が良かったですね。誰が1番強いのか勝負をしたりしました。

この一件でふざけ合えるような間柄になれました。

お金に対する不安

ちゃんと生活していけるお金はあるのか

今振り返ると、これが1番大事だったと感じます。

恥ずかしながら僕は貯金がほぼありませんでした。というのも奨学金を返したり、車の維持費を払ったり、1人暮らしの家賃や生活費を払っていると、ほとんど手元には残りません。そうなると、将来に対する貯蓄や、2人での生活費、結婚式の資金であったり、子供を育てる養育費など、一体どうするつもりなのか。という疑問が親に生まれます。1番話していたのは、「他人に迷惑をかけないように」ということです。

しっかりと自立し、親や他所からお金を借りるような生活をしてはいけないよ。迷惑をかけてはいけないよ。ということです。

急な出費に対する備えを

また生活をしていく中で突然の出費があります。事故や病気などもそうですが、洗濯機や冷蔵庫が突然壊れてしまうということもあります。

そうした時に、お金に余裕が無いと非常に困ってしまいます。生活をギリギリで食いつないでいくことがないように、貯金があり、かつ貯めていけるような計画をしっかり持てているかが重要視されていました。

今後の人生プランはどうなっているのか

それを踏まえて、人生プランも気にしているようでした。

大きいところで行くと、いつ入籍して、同棲をはじめて、結婚式を挙げて(そもそも結婚式はするの?という話もありました)、子供を作って…etc.

お金が必要になるイベントは近々でも多々ありました。僕達夫婦は最初の頃、なんとかなるだろう、その時になったら考えれば良いのさっ。ははは。と目を背けていました。まずは同棲を初めて、一緒に暮らしてみながら色々考えていけばいいと考えていたのです。でもその考えは甘いようでした。

しっかりと計画を立て、見通しが持てた状態を親に報告しなければ納得してくれませんでした。というのも、貯金がない若い二人がちゃんと生活できるのかということについて、本当に心配してくれていたんだと思います。ありがたい話です。

 不安を解消した方法

人生設計プランの提出

大まかに言うと、どのタイミングで 同棲を開始し、入籍し、結婚し、という時期と、それに連動していくらの出費がかかるのかというエクセルの表を作成しました。

この機会に旦那と嫁のそれぞれの収入と支出の関係もエクセルでまとめ、無駄を省き、どれくらい貯金に回せるのかというのも計算しました。

自分たちにとってもお金周りを整理することができたので、将来への見通しを持てるようになりました。これはぜひ皆さんもやってみてください。

まとめ

もう2人だけの問題ではありません。これに尽きると思います。
片方の家に嫁ぐということは、片方の家から名前がなくなるということですね。
もちろん苗字も変わります。戸籍も変わります。

いわむー
いわむー
この時点でもう既に大きな問題ですよね。僕はそれをすごく軽視していて、「とりあえず僕ら結婚するから、あとサポートよろしく!」的な軽いノリで自分の両親に相談してしまいましたw

もちろん少し怒られました。

僕の親は寛容的な方なので、ある程度話したらサポートに回ってくれましたが、大変だったのが嫁の両親。お父様が厳しい方だったので、一筋縄では許してくれませんでした。

それもすべて”愛”ですよね。手塩にかけてきた娘が嫁いで行くわけですから。
それを考えられなかった僕は激甘ですね。反省です。
ちなみに結婚式の最後の挨拶ではちゃんとお父様に感謝の気持ちを述べさせていただきました!!

ざわむー
ざわむー
若くても結婚はできます。ただ1つ1つ投げやりにすることなく、聞かれたことに対しては真摯に考え、応えることが大切だと感じました。

結婚式もそうですが、子育てをして行くとなった時に、親の助けを借りることは必須だと思います。
そのため、結婚する段階で険悪な関係になってしまっては、一生の終わりだと考えざるを得ません。

円満な新婚生活をスタートさせるためにも、親御さんの不安はしっかりと取り除きましょう。

いわむー
いわむー
他にも結婚に関する記事を書いています。例えば、「25歳で結婚した僕が考える夫婦になるメリット」とかです。同じような悩みや不安を抱える方に届くと嬉しいです
ABOUT ME
いわむー
大学卒業後、社会人として3年間働き退職。その後、仙台にあるゲストハウス「Hostel KIKO」のマネージャーとして旅人と地域を繋げる仕事に2年間従事。その後、独学で動画制作のスキルを身につけ、フリーランスのビデオグラファーとして独立。現在は法人化。企業や地域の魅力を発信している。最近ではワーケーション地で嫁や友人たちとゆるりと過ごす時間が至福に感じる。