この記事ではワーケーションが気になっている方に向けて「ワーケーションって何?」ということを解説します。
ワーケーションのことを少しでも理解していただき、実際にやってみたいという方が増えると嬉しいです。
Contents
ワーケーションとは?
ワーケーションとは、「Work(働く)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語です。近年、リモートワークを取り入れる企業が増えてきた中で、家や近所のコワーキングスペースだけでなく、ホテルやリゾート地に滞在しながら働くスタイルのことを指します。
PCを旅行先に持って行き、定時の間はミーティング出席や作業をして、仕事が終わればそのままホテルステイや観光を楽しむことができます。
日本ではリモートワークが許可されている企業の社員が個人的にワーケーションをしているケースがほとんどですが、海外ではオフィスごとリゾート地に移す事例もあります。
ワーケーションのメリットとデメリット
「ワーケーションしてみようかな?」とお考えの方に、ワーケーションがご自身に合った働き方かどうか知っていただくため、メリットとデメリットの両方を紹介します。
メリット
• 仕事を休まずに旅行ができる
職場や職種によっては、数週間の休暇が取りづらい方もいらっしゃると思います。ワーケーションは会社を休むわけではないため、長期でないと行くことが難しい都市に滞在することができます。
完全にリモートワークとなっている会社の方は、数週間に渡ってワーケーションをすることも可能です。
• 仕事の効率が上がる
自宅でリモートワークをしている方は、出社と違って24時間いつでも作業できるため、ついついだらけてしまったり、作業を後回しにしてしまったりした経験があると思います。
その点、ワーケーションであれば、平日の夜にも予定を作るとそれまでに終わらせようとモチベーションが上がり、効率良く作業しやすくなります。
デメリット
• お金がかかる
会社によってはワーケーションの補助制度がある場合もありますが、多くの場合自費で行く必要があります。選ぶ場所や期間によっては高額な費用がかかってしまいます。
また、いつもとは違う場所で旅行に来ている感覚になり、ついつい散財してしまうこともあります。
準備段階で事前に予算を決めて、何にどのくらいお金を使うか計画を立てることが大切です。
• メリハリをつけて生活する必要がある
自身で行きたい場所を選ぶため、ワーケーション中はメリハリをつけた生活を心がける必要があります。
せっかくすぐにリフレッシュできる環境があっても、遊びを優先しながら過ごしてしまうと、最終的に仕事が溜まりストレスを抱えることになってしまいます。
タスクを明確化して、計画的に終わらせるように心がけましょう。
必要な準備
「旅行」と「仕事」同時に行うため、両方の準備をする必要があります。
「旅行」の準備
普段旅行の計画を立てるように、宿泊先や期間、移動方法を調べ、事前予約が必要なものは数週間前から準備しましょう。
ただし、普通の旅行とは違いワーケーションならではの注意点もあります。
行き先としては、あまりにも時差がある国は避けたほうが良いです。平日は仕事をする前提のため、時差がある国では日本時間に合わせて働かなければなりません。さらに移動も休み中に済ませる必要を考えると、国内からオセアニアや東南アジアまでが現実的でしょう。
宿の設備も大切な確認ポイントとなります。基本的には会社のPCを持っていって作業やミーティングを行うため、WiFi環境は必須です。ポケットWiFiを事前に契約して持っていく手もあります。
また、部屋のテーブルの大きさも大切です。事前に宿泊施設の設備を確認して、スムーズに仕事ができるようにしましょう。
「仕事」の準備
会社に出社する時のことを想像して、必要なものを準備する必要があります。
特に忘れやすいものは、PC回りの小物(充電ケーブルやマウスなど)、会社用携帯、顔出しリモート会議用のワイシャツなどです。
楽しむコツ
ワーケーションを楽しむためにはちょっとしたコツを知っておくことも重要です。
事前にやりたいこと考えておくことで、効率的に時間を使うことができます。
ワーケーションで新しい働き方を手に入れよう!
リモートワークが進む中で、今までは考えられなかった「旅行」をしながら「仕事」をするという働き方が広がっています。
メリットとデメリットを比較しながら、旅行先で仕事をすることを想定した事前の準備をしっかりと行うことが重要です。
ぜひ、ワーケーションという新しい働き方で成果を出しつつ、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。